大学入試の種類と仕組み

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受験勉強ってもう始めた?

女子生徒
男子生徒

うん!世界史の復習を始めたよ!

世界史選択にしたんだ!私は日本史か世界史で悩んでるんだよね?

女子生徒
男子生徒

え...、大学受験って全教科やらなくてもいいの?

...ビザビの先生に入試の仕組みを教えてもらおっか

女子生徒
先生

大学入試は志望校・志望学部によって試験の方法や試験科目が変わってくるんですよ。
勉強を始める前に、入試の種類と仕組みを確認しましょう!

選抜方法の種類

大学入試の選抜方法は、国公立大学・私立大学によって、内容もさまざま。しかし、選抜方法は大きく3つに分けられます。まずは、3種類の選抜方法をおさえていきましょう!

  一般選抜(旧・一般入試) 学校推薦型選抜
(旧・推薦入試)
総合型選抜
(旧・AO入試)
国公立大 私立大
選抜
方法
共通テスト
(5教科7科目)
+二次試験
※二次試験は、 国立大:前期・後期の2回、公立大:前期・中期・後期の3回
個別選抜(3教科型、少数科目型)、共通テスト利用型(3~7科目)、共通テスト併用型など。 調査書に加えて、「各大学が実施する評価方法※」または「共通テスト」のうち、少なくともいずれか一方を選抜の際に利用することが必須。
本人の長所だけでなく、学力の3要素に基づく評価が記載された推薦書の活用が必須。 受験生本人が記載した活動報告書、大学希望理由書、学修計画書などを積極的に活用する。
募集
定員
制限なし 学部等の募集定員の5割未満 制限なし
出願 共通
テスト
二次
試験
12月中旬~1月末
(一部は3月中旬まで)
11月 9月以降
10月上旬 1月下旬~
2月上旬
試験 1月中旬 前期2/25~中期3/8~後期3/12~ 1月下旬~2月中旬
(一部は3月中旬まで)
12月以降、
一般選抜期日の10日前まで
11月以降、
3月31日まで
  一般選抜(旧・一般入試)
国公立大 私立大
選抜
方法
共通テスト
(5教科7科目)
+二次試験
※二次試験は、 国立大:前期・後期の2回、公立大:前期・中期・後期の3回
個別選抜(3教科型、少数科目型)、共通テスト利用型(3~7科目)、共通テスト併用型など。
募集
定員
制限なし
出願 共通
テスト
二次
試験
12月中旬~1月末
(一部は3月中旬まで)
10月上旬 1月下旬~
2月上旬
試験 1月中旬 前期2/25~中期3/8~後期3/12~ 1月下旬~2月中旬
(一部は3月中旬まで)
  学校推薦型選抜
(旧・推薦入試)
総合型選抜
(旧・AO入試)
選抜
方法
調査書に加えて、「各大学が実施する評価方法※」または「共通テスト」のうち、少なくともいずれか一方を選抜の際に利用することが必須。
本人の長所だけでなく、学力の3要素に基づく評価が記載された推薦書の活用が必須。 受験生本人が記載した活動報告書、大学希望理由書、学修計画書などを積極的に活用する。
募集
定員
学部等の募集定員の5割未満 制限なし
出願 11月 9月以降
試験 12月以降、
一般選抜期日の10日前まで
11月以降、
3月31日まで

※各大学が実施する評価方法......自らの考えに基づき論を立て記述させる評価方法(小論文等)、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目にかかるテスト、資格・検定試験の成績など。

※日程は変更になる可能性があります。

一般選抜

各大学が実施する学力試験で合否を決める選抜方法です。国公立大学では、大学入学共通テスト(以下:共通テスト)と各大学が行う二次試験の合計で入学者を決定します。二次試験は前期日程と後期日程の2回がメインですが、一部の公立大では中期日程があり、最大で3回受験することができます。 私立大学は、試験日が同じでない限り、制限なく受験することができるうえ、共通テストの結果を活用する入試など、同一学部・学科であっても複数の入試方式を採用している大学が大半です。

学校推薦型選抜

高校での学業成績や活動内容・成果をもとに、受験生の意欲や個性を評価する選抜方法です。大学に指定された高校生のみ出願できる「指定校制」と全国の高校生を対象とする「公募制」があります。国公立大は募集人員が少なく、厳しい成績基準がある一方、私立大は国公立大ほど厳しくなく、書類審査・小論文・面接・学力試験などから複合的に選考されます。

総合型選抜

高校からの推薦が必要なく、条件を満たせば誰でも出願できる選抜方式です。大学が求める人物像(アドミッション・ポリシー)に合う人物を採用するために、国公立大の一部、私立大のほとんどが導入しています。国公立大では成績基準や学力試験を設ける大学が多い一方、私立大では一般的に書類審査や小論文、面接などだけで受験できますが、基礎学力は重視される傾向にあり、選考期間も長く、その選考方法も各大学によってさまざまです。

国公立大の入試

一般選抜

受験科目は「5教科7科目型」が基本。
「共通テスト」+「二次試験」で合否を決定

国公立大の入試は、共通テストを受けたのち、各大学が独自に用意した二次試験を受け、2つの合計点で合否が判定されるケースがほとんどです。2021年入試から導入が予定されていた英語の民間試験の利用は見送られることになりましたが、民間試験の成績を「出願資格」「得点換算」「加点」「合否参考・判定優遇」「試験免除」などに利用する大学・学部も多くあります。
共通テストは合計で6教科30科目あり、どの科目を選択するかは大学側が指定しますが、文系・理系を問わず5教科7科目以上を課す大学が大半です。国立大は前期・後期の2回、公立大は前期・中期・後期の組み合わせで最大3回のチャンスがありますが、国立大では難関大を中心に後期を縮小または廃止し、前期に一本化する動きが加速しています。公立大は、大学ごとに共通テストで必要な科目が異なり、5教科7科目から3教科3科目までさまざまです。ただし、国公立大の前期で合格した場合、中期・後期の受験はできなくなるので、第一志望校は前期で受験すると良いでしょう。
二次試験では、2~3教科の独自問題を課す大学が主流です。ただし、一部の難関大では4教科を課すなど、科目数や内容は大学・学部によって異なります。また、後期では教科数を1~3教科に減らすケースや、小論文や面接、実技を課す大学、二次試験を行わず、共通テストの得点だけで合否を決定する大学もあります。

【国公立大文系】の基本イメージ

【英語民間試験】

多くの大学で導入が延期されたものの、一部の大学では「出願資格」「得点換算」「加点」「合否参考・判定優遇」「試験免除」などとして取り扱う。

【共通テスト(5教科7科目)】

●地歴公民
日本史/世界史/地理/現代社会/倫理/政治・経済/倫理・政経の中から2科目を選択。
●理科
物理基礎/化学基礎/生物基礎/地学基礎の中から2科目を選択。
●外国語
基本は英語。リスニング試験あり。

【二次試験(前期日程)】

上記から2~3教科選択

・主流は2~3教科型だが、東京大、京都大、一橋大、名古屋大などの難関大では4教科を課すなど、科目数、内容は大学・学部によって異なる。

・後期日程では教科数を1~3教科に減らすケースや、小論文や面接、実技を課す大学もある。また、二次試験を行わず、共通テストの得点だけで合否を決定する大学もある。

【国公立大理系】の基本イメージ

【英語民間試験】

多くの大学で導入が延期されたものの、一部の大学では「出願資格」「得点換算」「加点」「合否参考・判定優遇」「試験免除」などとして取り扱う。

【共通テスト(5教科7科目)】

●地歴公民
日本史/世界史/地理/現代社会/倫理/政治・経済/倫理・政経の中から1科目を選択。
●理科
物理/化学/生物/地学の中から2科目を選択。
●外国語
基本は英語。リスニング試験あり 。

【二次試験(前期日程)】

上記から2~3教科選択

・主流は2~3教科型だが、東京大、京都大、名古屋大などの難関大では4教科を課すなど、科目数、内容は大学・学部によって異なる。

・医学部では、共通テストと二次試験で理科3科目を必要とする大学もある。

・後期日程では教科数を1~3教科に減らすケースや、小論文や面接、実技を課す大学もある。また、二次試験を行わず、共通テストの得点だけで合否を決定する大学もある。

学校推薦型選抜

厳しい学内選抜や成績基準にくわえて、
学力試験を課す大学もある

国公立大の学校推薦型選抜は、私立大に比べて募集人員が少なく、出願条件として「学習成績の状況4.0以上」など厳しい成績基準や学力試験を課す大学が多いのが特徴です。また、学校からの推薦が必要となり、推薦できる人数が制限されている場合は、出願前に校内選考が行われることもあります。
学校推薦型選抜は、大きく共通テストを課す場合と課さない場合の2つに分けられ、小論文やプレゼンテーション、口頭試問、実技など何らかの評価方法を実施するか、共通テストのいずれかを活用することを必須としています。なかでも小論文は、学科に関連する専門的知識を要するテーマを出す大学も少なくありません。また医学部のある国公立大では、地域の医師不足を解消するために、出身地域や卒業後の勤務地等に制限を設ける「地域枠」を設置し、地元の高校から入学者を募る大学が数多くあります。

総合型選抜

条件を満たせば誰でも出願できるが、
選考期間が長く、負担が大きい

国公立大の総合型選抜は、各大学が決めた入学者の受け入れ方針(アドミッションポリシー)に沿って行われるため、その内容が多岐にわたることが特徴です。学校からの推薦が不要なうえに出願条件として成績基準を設けない大学が多いものの、大学によっては英語民間試験など特定の資格や技術、全国大会の上位入賞者といった条件を加えている大学もあります。
選考方法は、書類審査や小論文、面接などが一般的ですが、セミナーやプレゼンテーション、模擬講義の出席など多種多様。一般や学校推薦型に比べると選抜までに時間がかかるうえ、受験生側も大きいといったデメリットもあります。他の選抜以上に事前準備が必要となるため、受験を考える人は早い時期からの対策が必要となります。

私立大学の入試

一般選抜

「個別選抜」と「共通テスト利用型」の
2種類がある

私立大の一般選抜は3教科型を中心に、幅広い入試が行われていて、1つの大学・学部に複数の入試方式が存在するケースがほとんどです。一見複雑に見えますが、大きくは大学独自の試験のみで合否を判定する「個別選抜」と、共通テストを受験する「共通テスト利用型入試」の2つに分けることができます。 「個別選抜」は3教科型が基本ですが、1~2教科だけで受験できる方式や特定の科目の配点を高く設定した方式などがあります。
一方の「共通テスト利用型入試」は、共通テストの得点だけで合否を判定する方式と、共通テストと個別選抜の結果を総合して判定する方式があります。受験科目数は、1科目のみで受験できる大学から、国立難関大との併願がしやすい7科目利用する大学まで、その方式は多種多様です。

【私立大文系】の基本イメージ

【個別選抜(3教科3科目)】

●国語
古文、漢文を除外している大学・学部もある。

現代文のみ 外国語学部、家政系、その他、一部の大学・学部
現代文+古文 ほとんどの大学・学部
現代文+古文+漢文 文学部と上位校の一部

●地歴公民
日本史/世界史/政治・経済/地理の中から1科目選択。ただし、政治・経済や地理のどちらか、 または両方での受験を認めていない大学・学部もある。

●数学
大学・学部によって試験範囲が大きく異なる。また、数学での受験を認めていない大学もある。

【学部独自試験】

①英語民間試験 ②小論文 ③総合問題 ④学部学科の学びに関連する独自問題
①~④のいずれか、もしくは複数を課す大学もある。

【私立大理系】の基本イメージ

【個別選抜(3教科3科目)】

●数学
学部系統によって出題範囲が大きく異なるので注意が必要 。

ⅠA+ⅡB 薬学部、栄養学部、農学部、看護・医療技術学部、歯学部
ⅠA+ⅡB+Ⅲ 工学部、理工学部、理学部、医学部

●理科
物理、化学、生物の中から1~2科目を選択する。
また、受験科目が指定されている大学・学部もあるので、注意が必要となる。

薬学部 化学
看護・医療技術学部 生物
工学部・理工学部 物理を指定する大学が多い

【学部独自試験】

①英語民間試験 ②小論文 ③総合問題 ④学部学科の学びに関連する独自問題
①~④のいずれか、もしくは複数を課す大学もある。

同じ大学・学部に複数回挑戦できる

私立大では、学内併願ができるように入試日を複数設ける大学が増えています。個別選抜後に、再度チャレンジできる「後期日程」や「3月入試」と呼ばれる方式のほか、個別選抜とは別に全学部全学科が同日一斉に試験を行う「全学部日程」、大学の所在地以外の地方でも受験できる「地方試験」、学部・学科ごとに複数日設定された試験日を自由に選択して受験できる「試験日自由選択制度」など、受験生にとっては負担が減り、受験機会が増える傾向にあります。

試験内容が学部・学科ごとに異なる大学も

文部科学省が進める大学入試改革の方針を受けて、私立大では自校の特色や教育理念に沿って独自の入試を実施する大学が増えています。早稲田大・政治経済学部の一般選抜では、日本語と英語の両言語による長文問題、さらには4教科4科目の共通テストと英語の民間試験の結果を合算して合否を判定。青山学院大の一般選抜では、多くの学部・学科で複数教科を組み合わせた「総合問題」や小論文を課すことを発表しています。私立大では、大学・学部によって共通テストの利用有無や受験に必要となる科目、配点が異なるので、志望する大学・学部学科については今後の動向に注視して、対策をしていかなければなりません。

英語民間試験のスコアは大きな武器になる

国公立大では英語民間試験の導入が延期となりましたが、私立大では民間試験の利用が広がりつつあり、その重要性が高まっています。英語民間試験の成績は、「出願資格」「得点換算」「加点」「合否参考・判定優遇」「試験免除」などに利用されるため、より有利な条件で入試に臨むためにも軽視できないものとなっています。

学校推薦型選抜

学業成績やボランティア活動の実績など
受験生の個性や意欲を評価する

一般選抜に次ぐ割合を占める選抜方式で、入学者の約4割がこの学校推薦型選抜で入学を決めています。出願条件は、国公立大ほど厳しいものではなく、大学によっては成績基準を設けていない大学もあります。学業成績や課外活動実績などを踏まえて個性や意欲を評価するために、書類審査、小論文、面接、プレゼンテーションなどを組み合わせて選考する大学が多く、共通テストや学力試験を課さない大学があります。また、一般選抜と同様に多様な選抜が実施されていて、高校時代の競技成績が基準となる「スポーツ推薦」、英語民間試験や日商簿記などの技能を持つ受験生を優遇する「有資格者推薦」、生徒会や部活動、社会貢献活動などに携わった人を対象とした「課外活動推薦」などがあります。

総合型選抜

大学への適正、学習意欲について、
時間をかけて総合的に評価する

大学・学部が求める人物像(アドミッション・ポリシー)に沿って評価が行われます。選考は調査書を含む書類審査のほか、小論文、面接、プレゼンテーションやディスカッションなどを組み合わせて行う対話型が主流ですが、難関大では長文の志望理由書や自己推薦書を課してその内容をもとに面接を行う大学や、学力試験を実施する大学もあります。また学校推薦型選抜と同様に、模擬授業やセミナーへの参加を出願条件としてレポートや課題の提出を求められるケースも多く、選考期間が長くなる傾向にあります。

大学入試の併願数はどれくらい?

高校受験の倍率は1~2倍程度でしたが、大学受験では全国の現役生と浪人生が競争相手となるため、その倍率は5~10倍に上昇、人気校では20倍近くに達することも珍しくありません。そのため現役で合格を勝ち取るには、目標校(平均偏差値+10~15)、実力相応校(平均偏差値±0~5)、合格確保校(平均偏差値-10)の3つのレベルに分けて、一般入試で10校程度、さらに共通テスト利用型入試では、各レベルで1~2校ずつ、計3~4校受験するのが理想です。

大学入試の種類は人それぞれ。
ビザビはあなたの入試方法に合わせた対策を行います。

大学・学部ごとに試験内容が異なる一般選抜や、学校推薦型や総合型選抜など多様化する推薦入試で志望校に合格するためには、志望校や入試の方法を早めに決め、試験内容に合わせた準備が必要です。栄光の個別ビザビでは、学力だけでなく、あなたの性格や今後の目標などを元に、あなたに合った志望校を提案したり、選抜方法をアドバイスいたします。また、受験科目を考慮したうえで、志望大学合格に向けたあなただけの計画表を作成。個々の学習状況を把握したうえで、個別指導で志望校の入試内容に合わせた学習を段階的に進めていきます。リスニング対策や面接指導なども行います。ビザビの指導をぜひ体験してみてください。

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